強制終了後に再起動できる条件
- 必要なファイルやフォルダがそのまま残っていること
- インストールしたフォルダ(例:
C:\stable-diffusion-webui
または~/stable-diffusion-webui
)が削除されていないこと。 - 必要なモデルファイル(
.ckpt
や.safetensors
)がフォルダ内に正しく配置されていること。
- インストールしたフォルダ(例:
- PythonやGitなどの依存ツールが正常に動作していること
- システム環境変数(PATH)が変更されていない限り、依存ツールが問題なく動作するはずです。
- コマンドが正しく入力されること
- 強制終了によるデータの破損がない場合、通常の起動手順(
python webui.py
)で問題なく起動します。
- 強制終了によるデータの破損がない場合、通常の起動手順(
確認が必要なポイント
- フォルダの整合性をチェック (整合性のチェックの噛み砕いた説明は下の方に用意しました)
- エラーメッセージの有無を確認
- 再起動時にエラーが表示される場合、そのエラーに応じて対処が必要です。
- よくあるエラー:
- モデルファイルが見つからない (
Model file not found
) - 必要なPythonライブラリが不足している (
ModuleNotFoundError
)
- モデルファイルが見つからない (
- キャッシュや一時ファイルの破損
- 強制終了後、一部のキャッシュファイルが破損している場合があります。この場合、以下のコマンドでキャッシュをクリアすることで解決することが多いです:bashコードをコピーする
pip install --force-reinstall -r requirements.txt
- 強制終了後、一部のキャッシュファイルが破損している場合があります。この場合、以下のコマンドでキャッシュをクリアすることで解決することが多いです:bashコードをコピーする
注意点
- 一部の設定がリセットされる可能性
初回起動時に自動生成された設定ファイルが強制終了で破損した場合、一部のカスタム設定がデフォルトに戻ることがあります。 - 動作環境の変化に注意
特にWindowsの場合、システムの再起動後に環境変数(PATH)が失われていることがあります。その場合、PythonやGitが正しく認識されない可能性があります。
結論
強制終了後でも、基本的に上記の手順で再びStable Diffusion Web UIを立ち上げることができます。ただし、エラーメッセージやファイルの欠如が発生した場合は、トラブルシューティングセクションを参照して対応してください。また、初心者にはワンクリック起動の設定を行っておくことをおすすめします。

yu-yu
ここからはフォルダの整合性チェックを噛み砕いた説明です
フォルダの整合性をチェックする手順
- フォルダ自体が存在しているか確認する
必須フォルダやファイルが正しい場所に存在しているかを確認します。必須フォルダとファイル- フォルダ名:
stable-diffusion-webui
- Windowsの例:
C:\stable-diffusion-webui
- Macの例:
~/stable-diffusion-webui
(ホームディレクトリに配置)
- Windowsの例:
- 重要なファイル
webui.py
(起動スクリプト)models/Stable-diffusion/
(モデルファイルが格納されるフォルダ)requirements.txt
(依存ライブラリのリスト)
- フォルダ名:
- フォルダまでのルートを確認する
インストールフォルダが適切な場所に配置されているかを確認します。ルートの確認方法- Windowsの場合
エクスプローラーでフォルダを開き、アドレスバーに表示されているパスを確認します。例えばC:\stable-diffusion-webui
- 問題がある例:
C:\Users\ユーザー名\Documents\stable-diffusion-webui
⇒ ルートが深すぎる場合、誤操作や権限の問題が発生する可能性があります。 - Macの場合
ターミナルで以下を実行して現在のディレクトリを確認します pwd
- 正しい例:
/Users/ユーザー名/stable-diffusion-webui
問題がある例:/Downloads/stable-diffusion-webui
⇒ ダウンロードフォルダや一時フォルダは削除されやすいため不適切です。
- Windowsの場合
- コマンドを実行する場所が正しいか確認する
必ず、インストールフォルダに移動してからコマンドを実行してください。実行例- Windows
コマンドプロンプトで以下を実行します C:\stable-diffusion-webui python webui.py
- Mac
ターミナルで以下を実行します ~/stable-diffusion-webui python3 webui.py
- Windows
- モデルファイルが正しい場所にあるか確認する
モデルファイル(.ckpt
または.safetensors
)が以下のディレクトリに配置されていることを確認してください。 stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion
フォルダまでのルートを間違えた場合の対処法
- フォルダが誤った場所にある場合は、フォルダ全体を正しい場所に移動してください。
- 移動後、ルートに従って正しく移動できることを確認します。
結論
フォルダの整合性をチェックする際は、フォルダ自体の存在だけでなく、ルートの正確性も重要です。ルートが間違っているとコマンドが動作しない原因になりますので、しっかりと確認しましょう。